現場ブログ

Part4.半田市の解体補助金
～木造建築物取壊工事費補助金の対象と申請方法～

半田市では、老朽化した木造住宅を安全に解体するために、「木造建築物取壊工事費補助金」を設けています。
この制度は、倒壊の恐れがある古い住宅を除却し、防災・景観・衛生面を改善することを目的としています。
市民が安心して暮らせるまちづくりを進めるための重要な支援制度です。

木造建築物取壊工事費補助金の概要

対象となるのは、延床面積10㎡以上の木造住宅や木造の附属建築物で、老朽化や損傷が著しく、倒壊のおそれがあるものです。
補助金額は最大20万円。
補助対象は、除却にかかる工事費の一部で、着工前に申請し、審査・交付決定後に着手することが条件です。
また、補助を受けた場合、交付後1年間は同一所有者による再建築が制限されるため注意が必要です。

申請の流れと必要書類

1.  事前相談・現地確認
   担当課（建築住宅課など）に相談し、対象物件かどうか確認します。
2. 申請書類提出（工事前）
   見積書・現況写真・登記簿謄本などを提出し、交付決定を受けます。
3. 工事完了報告
   施工写真・領収書などを提出後、市の確認を経て補助金が交付されます。

この制度は、木造住宅を安全に撤去し、地域の景観や安全性を高めるためのサポートです。
補助金の詳細や申請様式は、以下の公式サイトで確認できます。

➡ 半田市公式サイト：木造建築物取壊工事費補助金

次回は「知多半島エリアの解体工事の流れ」について、着工前から完了までのステップを分かりやすく紹介します。