
東海市では、老朽化した住宅や地震時に倒壊の恐れがあるブロック塀を安全に撤去するため、「木造住宅除却補助金」および「ブロック塀撤去補助金」の2つの制度を実施しています。
いずれも市民の安心・安全な生活環境を守ることを目的とした補助金で、工事費用の一部が支援されます。
対象となるのは、老朽化が進み、倒壊の恐れがある木造住宅です。
申請時点で居住していないことや、所有者本人が申請者であることが条件となります。
補助金額は、工事費の23%(上限40万円)を目安に設定されています。
ただし、補助対象や金額の詳細は年度によって変更される場合があるため、必ず最新の募集要項を確認しましょう。
地震による倒壊事故を防ぐため、通学路や道路に面した危険なブロック塀を撤去する際にも補助が受けられます。
補助額は延長1mあたり7,500円、上限15万円。
申請から交付決定までは数週間を要するため、早めの相談がおすすめです。
どちらの補助金も工事着工前の申請が必須です。
申請書類(見積書・現況写真・所有者確認書類など)を提出し、審査・交付決定を経てから工事を開始します。
工事完了後は、領収書や施工写真などを添えて完了報告を行い、補助金が支給されます。
制度の詳細や申請様式は、下記の公式サイトで確認できます。
➡ 東海市公式サイト:ブロック塀撤去補助金
次回は「半田市の解体補助金」について、木造住宅を対象とした補助制度と申請時の注意点を解説します。
