
解体工事を検討する際、必ず確認が必要となるのが「アスベスト(石綿)」です。アスベストは天然の鉱物繊維で、耐熱性や断熱性、絶縁性に優れ、しかも安価で加工しやすいという特徴から、かつては「奇跡の素材」と呼ばれていました。
そのため1970年代から1980年代にかけては、住宅や工場、公共施設に広く使用されてきました。具体的には、スレート屋根、外壁材、吹き付け材、断熱材、ビニル床タイルなど、多岐にわたる建材に含まれていました。特に築30年以上の建物には、アスベストが使われている可能性が高いといえます。
しかし、長期的に吸入すると肺がんや悪性中皮腫などの重大な健康被害を引き起こすことが明らかになり、2006年には国内で製造・使用が全面禁止されました。現在では新築住宅に使われることはありませんが、古い建物を解体するときには注意が必要です。
アスベストを含む建材は、見た目では判別できないことが多く、解体工事を行う前に専門家による事前調査が必須とされています。調査を怠ると法律違反になる可能性もあるため、所有者自身が「どの年代の建物にアスベストが使われているか」を理解しておくことが大切です。
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